2022年06月29日
カテゴリー:未分類
自分に犠牲を強いてはいけない
君の真の務めは
自分自身の夢を守ることだ
美は時として苦しい義務を伴うが
そこから魂の最も美しい働きが生み出されてくるのだ
アメデオ・モディリアーニ
先日訪れた中之島美術館のモディリアーニ展。
35年という短い生涯で愛と創作に命を燃やしたモディリアーニの展覧会は見応えのあるものでした。
モディリアーニだけではなく、その時代に同じくパリで活躍した画家たちとの交流を交えた展覧会となっており、ピカソ、ローランサン、ルソー、ルノワール、コクトー、シャガール、ユリトロ、藤田嗣治など、1900年代前半のパリを感じられる作品の数々が一堂に会しそれはそれは贅沢な空間。
オルセー美術館やオランジュリー美術館にいるような(残念ながら全体の雰囲気は違いますが…仕方なし)、感性のほと走る生命力が感じられる時間を過ごしました。
中でもやはりモディリアーニの人物画をこれだけ一度に見られることはなかなかないので本当に胸がいっぱい。
自分の魂の美しい働きを表現したい!とグッときました。
何を誇れる人間ではないし、とてもちっぽけな人間だけれど、私は自分の感性だけは何よりも愛しています。
何にも縛られることなく自由に表現し続けられたらいいなぁ。
ということで、モディリアーニの作品「髪をほどいた横たわる裸婦」からインスピレーションを受けて花を生けました。
モディリアーニのアトリエで横たわる女性。
画家とモデルの体温が上昇し、蒸せ返る暑さの空間に花々の重厚な香りと二人の身体から発せられる匂いが混じり合う。
そんなアトリエに置かれたフラワーコンポジション。
…ということで、ここからは突然のお知らせになります笑
暑い。
モディリアーニのアトリエより暑いうたかた意匠室のアトリエとなっています。
本当は7月中頃の梅雨明けまでアレンジメントのご予約を承ろうと思っていたのですが、大した梅雨もなく早々に夏がやって来たので、7月〜9月中頃までアレンジメントのご予約をお休みさせていただきます。
生花にとっても過酷な暑さとなっていますので、どうぞご了承くださいませ。
うたかた意匠室は夏休みのような状態に入られせていただきますが、パリの画家たちに情熱と刺激を注入された途端に色々お声がけがあったりと、水面下では大汗をかきながら動いて参りたいと思います。
まぁ夏に滅法弱い私ですので無理はせずマイペースでなんとかやって参ります。
皆さまもどうぞご無理はなさらずお身体を大切にこの夏をお過ごしください。
また何かお知らせすることがありましたら、こちらのInstagramやホームページで投稿しますね。
分室の星空旅行代理店 @hoshizoraryokoudairiten も何やらバタバタと忙しそうですのでそちらもお楽しみに。
ではでは皆さま、良き夏を。